愛しいモノたち その5

ほどよく小さく、硬質な車体、目立たないけれど上品な白、かわいらしい涙目の顔、店の片隅に置かれたクルマに一目ぼれして、少し無理して買ったのは、14年前のことでした。それから私の生活はがらりと変わりました。

生まれて初めてのナビゲーション・システムは、方向音痴で地図が苦手だった私に、「どこにでも連れて行ってあげるよ」と約束してくれました。

初めてのETCカードを手に入れ、初めて自分のクルマで高速道路に乗りました。「どこにでも、ひとりで行けるんだ」という可能性を得たことで、自信が湧いて来たのを覚えています。

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自分でできる やってみる

生まれて初めて、家の窓の「網戸の張替え」に挑戦しました。

長年のほころびであちこちに傷みが目立ち、今年の夏を迎える前に、是非張り替えなければと思っていました。

今までであれば、どこかの業者さんに電話をして予約をし、家に来てもらってお金を払ってお願いする作業でした。でも今回は自分でやりました。

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ついていかない(ついていけない)

二月も、もうすぐ終わります。「二月は逃げる」と言うように、本当にあっという間に日々が過ぎていきます。

三寒四温という言葉もあるようですが、最近、気温の振れ幅が大きくて、三日か四日のうちに真冬と初夏の間を行ったり来たりしているようです。体への負担も大きいし、服装を選ぶのも一苦労ですが、これも季節感ですね。こうして三寒四温の日々を過ごすことで、季節は新しい方へ向かっているのでしょう。 “ついていかない(ついていけない)” の続きを読む

カラダの声を聴く

やはり年齢は嘘をつかないのでしょうか。あの日を境に、腰や背中がキリッ、ピキピキ、と痛むようになりました。「あの日」とは、3年間つながった高校生を見送り、ふと孤独と自由時間を手に入れた、あの日です。まるで、長いこと私自身に無視されていた私自身の体が「待っていました」とばかりに自己主張を始めたようでした。

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