その手はくわない

「働く女性の声を受け『無職の専業主婦』の年金半額案も」というネット配信の記事に対し、「働く女性」達から、「そんなこと一言も言っていないのに」「勝手に対立構造を作るな」と批判が殺到している・・・という話題が盛り上がっていますね。さすがに 私も 驚きました。

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おせったいの季節

地元のスーパーマーケットに入ると、色鮮やかな麩菓子をつめた巨大なビニール袋が目に飛び込んできます。なんの前触れもなく「お接待菓子(おせったいがし)」のコーナーが、ある日突如として出現するのです。春です。季節感のかたまりのような「おせったい」のシーズンが今年も近づいているのです。

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サヨナラだけが

桜の季節です。

「ハナニ 嵐ノ タトヘモアルゾ、「サヨナラ」ダケガ 人生ダ」(井伏鱒二・干武陵『勧酒』)の詩にあるとおり、桜の季節は、同時に別れの季節でもありますね。

大切な同僚が、年度替わりで去ってしまったり、自分自身が転勤で環境がかわったり・・・そんな不安定な季節です。

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式典の中心で、親への感謝を叫ぶ(?)

今朝も、新聞のあの記事が、私をぎゅっとつかんで、はなしません。

新聞で、テレビのニュースで、そして SNSで、ネットニュースで、日本のみんなが、世界のみんなが、虐待の動画の拡散と母親の逮捕の事件を知り、心を痛めています。

幼い弟が母親に蹴られている様子を動画に撮って拡散し、助けを求めた兄は、中学1年生だったといいます。母を信じようとして、愛されようとして今日まで生きて来た少年は、「マッチに火をつけた」んだなあと思います。生きるために、親に見切りをつけたこの子は、保護されたあとも、今この瞬間も苦しんでいるのかもしれないと思います。その気持ちを思い、心を深く沈めている人は多いと思います。いますぐ彼に声をかけたい思いが します。 “式典の中心で、親への感謝を叫ぶ(?)” の続きを読む

ステファン・カリーの秘密

先日、久しぶりに帰った娘とふたり、炬燵でのんびりしながら、彼女の好きな動画をスマホで見せてもらっていたときのことです。

彼女の好きなタレントや、あこがれのアスリートをみせてもらうのは、久しぶりでした。相変わらず「嵐の大野君」を支持しつつも、離れて過ごす間に、また新しい人が娘の”憧れリスト”に加わり、「へえ~」と「ほ~」の連続でした。

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「ボヘミアン・ラプソディ」に一票!!

今年のアカデミー賞は、「ボヘミアン・ラプソディ」に決定です。私の中では!(まだノミネート段階だけれど)

全世界の多くの世代を巻き込んだ、この映画の一大ブームを牽引しているのは、私たち50代の「なつかし力」なのだと思うけれど、そんな私たちに「お母さんたちの大好きなQueenが映画になったみたい、見てみて。」と教えてくれたのは、息子や娘からの情報でした。

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ある寒い朝に

2019年の一月のこと。

ある朝、目がさめたら、空気がきりっと冷たく冷えていました。水道の蛇口を一番あたたかい方にねじって、お湯を出しました。手を包み込む温かいお湯の感触に、「ああ、ありがたい」という思いがわきました。

仕事始めの朝です。今日一日の仕事を思いました。私を待っている、必要としてくれる仕事場があること、仕事が終われば、ここにいごごちのよい住処があること、そんなことのすべてに「ありがたいな」という気持ちが、ある日の朝、ふっと心の中に、わいてきたのでした。

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